━ 設立7年目を迎えましたが、これまでで印象的な仕事は何でしたか?
どの仕事も思い出に残っていますが、最も印象的だったのは、コンラッド東京のグランドオープン時に、ラウンジや全レストランのメニューを手がけたことです。ドイツ人の総支配人、副総支配人に、通訳を交えてのプレゼンをしたことも強く印象に残っています。イメージが浮かんで、周りに「そんなことできるの?」と言われながら、徳島の木材加工の会社に連絡を取ったり、都内中の生地店を走り回ったりして…。素材から提案をして、それが気に入っていただけたときはうれしかったです。
━ 仕事での喜びややりがいを感じるのは?
やっぱり、お客様に喜んでもらえることです。いろんな人といろんな仕事をする中で、何かを感じてもらって、必要とされること。ただ、本当に100%自分で満足して良かったと思うことは、今までまだない。さまざまな仕事をしてきて、ようやくいくつか実現し始めてきたかなとは感じています。
━ 仕事のスタイルは?
もっと良いものがあるんじゃないか、出来るんじゃないか。そうやって(作ったものに対して)常に否定しながら、突破口を切り拓いていくタイプです。
━ 仕事のポリシー、心がけはありますか?
クライアントに100%満足してもらい、その先のエンドユーザーがそれで何かを感じてくれたら嬉しいです。そのために、常にいろんなことに興味を持ち、アンテナを張り、どこに何を生かせるか考えています。どこにヒントがあるか分かりませんから。
━ 今、時間があったら一番したいことは?
癒しフルコース(笑)。暖かい場所で、のんびりゴルフをして、スパ三昧とか、したいですね!
━ 楽しみは何ですか?
買い物…というか、いいものを探しに行っているというのが正しいです。インテリア、洋書、生地、洋服、靴など、素材や縫製にはこだわりますね。見た目よりもつくりに目が行きます。最近のヒットは、イタリア製のintimo.it、スイス製のZimmerlという肌着。着ていてリラックスできます。いつか自分でつくりたいものの参考にするために、見たり買ったりすることもあります。
━ 好きな言葉は?
「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」(本田宗一郎)
━ 将来のヴィジョンを教えてください
さまざまな人が集まる交流の場として、カフェを併設した事務所を作りたいですね。出会いが拡がっていくことで、デザインの可能性が拡がる。そこで生まれたものを、よりクリエイティブに実現するために、製版・印刷・加工まで一貫して制作できる会社にして、適正な価格で良いものを世の中に発信したいと思っています。デザイン会社が印刷所を持つ、そんなムーブメントを日本で実現したいです。
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